2022年12月、「中東関連誤情報・フェイク検証アカウント」氏がアカウントを開設します。
https://twitter.com/chutoinspection
検証アカウント氏の検証にはカフェバグダッド氏のツイートが多く含まれていました。
一例↓
※ブロックされていると引用元のツイートが表示されないのでこちらで貼ります。
羊肉汁やスパイスなどで炊き上げたご飯に、豪快に丸焼き羊を載せた「カブサ」。サウジアラビア・ペルシャ湾岸地域の伝統料理。結婚披露宴など大人数の宴会で出される。コメ料理でもあり、羊肉好きの日本人にはたまらない一品。 pic.twitter.com/ADpJY5UTbd
— カフェバグダッド/CAFE BAGHDAD (@cafebaghdad) 2021年9月20日
カブサやマンディ、マチブースなど(地域によって名称が異なりますがほぼ同じ料理です)はもちろん晴れの席でも供されますが、特にチキンのカブサは日常的に食べる料理でもあります。この書き方はミスリードを誘うと言って差し支えないでしょう。大皿に載って出てくるのは祝いの席くらいでしょうが。 https://t.co/lMMYVAOTCr
— 中東関連誤情報・フェイク検証アカウント (@chutoinspection) 2023年1月12日
在京トルコ大使館内には、近代トルコ建国の父、ケマル・アタチュルクのコラージュのような作品もあった。最近は、絶対的な敬慕の対象という訳ではないのかも知れないが、この程度の肖像アレンジは容認されているということなのだろうか。 pic.twitter.com/FIPnDNyqQP
— カフェバグダッド/CAFE BAGHDAD (@cafebaghdad) 2023年1月5日
こちらはトルコで「エブル」と呼ばれるマーブリングの技法を用いたものです。 https://t.co/pjW7DXu4RR
— 中東関連誤情報・フェイク検証アカウント (@chutoinspection) 2023年1月5日
これには驚きました。①に書きましたが、私は「中東とかイスラムとかなんか興味ある~」という程度で知識はさほど無かったので、氏の人格はさておき、発信する中東情報に関してはまったく疑っていなかったのです。
氏への疑義が呈されるに伴い、過去の私のツイートもリツイートなどで取り上げて頂きました。
私は何も間違ってなかった。ネットの片隅でひっそりと主張していたことがようやく報われた。
やがて、イベントを一緒に開催したりしているカフェバグダッド氏のご友人の比呂啓氏への批判が、複数の人から起こります。
すると、カフェバグダッド氏がnoteで反論を開始します。
どんな反論をしているのかと読んでみたら…
…「言葉が汚い」「私の友人が誹謗中傷された」だけでした。
その後、カフェバグダッド氏の検証は続き、さまざまな間違いやおかしな発言が指摘されますが、氏は何一つ反論せずnoteでは「誹謗中傷!ヘイトスピーチ!」というだけで、やがてツイッターでも批判するアカウントをブロックし始めます。
カフェバグダッド氏は批判に対してはすぐブロックする人だと思っていたので、約3か月間もブロックせずにいたのはむしろ意外でした。
なぜ中東有識者からの批判は即ブロックしなかったのでしょうか?内容がご自分の活動内容に関わる事なので何を言われているのか把握する必要があったからでしょうか?
その後、氏はご自分への批判をまとめたtogetterまとめを運営に申請して非公開にし、noteで「誹謗中傷!ヘイトスピーチ!ネットいじめ!ネットリンチ!」という記事を書き続けています。
それにしても──
私が早い段階で「ツタン乾麺」を買いに行けていたら、満足しカフェバグダッド氏に疑問を持つことは無かったでしょう。
あるいは私の問い合わせに対して「実はだいぶ前に撮った写真です。最近買いに行ってないです」とカフェバグダッド氏が正直に答えていたとしたら、私は「去年の夏に製造終了したそうですよ」と言い、たぶんカフェバグダッド氏は「ご指摘、ありがとうございます~」といつもの調子で答えていたことでしょう。私はやや釈然としないながらもそれで納得したことでしょう。
あるいは私の批判的な引用リツイートに対して、カフェバグダッド氏が完全にスルーを決め込んだとしたら、私は言いたいことだけ言ってあとは見ないようにしたことでしょう。
いくつもの些細な出来事が重なって、私は色んなことに気付くことができました。
なのでお礼を言います。
私の問い合わせをスルーしてくれて、ブロックしてくれて、ありがとう💖
…
……
………
と、本来「カフェバグダッド氏と私」シリーズはここでハートマークととともに爽やかに終わる予定でした。
しかし7月14日、事情が変わりました。
トルコ南東部の観光都市ガジアンテップ市街で、おそらく最も身近にトルコ・シリア大地震(今年2月発生)を感じられるのが、ガジアンテップ城。旧市街と隣接した場所にあり、20分ほどで周囲をぐるっと一周できる。かぶりつきの場所にカフェもあり、一部崩れ落ちた城壁を眺めながら、コーヒーを飲んだり、… pic.twitter.com/HRutmzqAHd
— カフェバグダッド/CAFE BAGHDAD (@cafebaghdad) 2023年7月14日
トルコ南東部の観光都市ガジアンテップ市街で、おそらく最も身近にトルコ・シリア大地震(今年2月発生)を感じられるのが、ガジアンテップ城。旧市街と隣接した場所にあり、20分ほどで周囲をぐるっと一周できる。かぶりつきの場所にカフェもあり、一部崩れ落ちた城壁を眺めながら、コーヒーを飲んだり、水たばこを吸ったりすることもできる。
「大地震を身近に感じられる」
「かぶりつきの場所のカフェで崩れ落ちた城壁を眺めながらコーヒーを飲める」
…絶句。
東日本大震災の被災地に外国人が来て「瓦礫の山を眺めながらお茶を飲めま~す」とSNSに上げるような…いや、こんな例を出すまでもなくとんでもない発言です。ちょっと普通の神経じゃありません。完全にアウトです。
私はカフェバグダッド氏に対する認識を、根本的に改めなくてはいけないようです。
今後もカフェバグダッド氏の言動を興味深く観察したいと思います。